コンデジお供に野鳥を撮る

2017年に住んでいる市でのツバメ調査団員というボランティアを経験してから、 野鳥の魅力にハマりました。 観察初心者です。カメラはCanonのコンデジ。 写真の勉強はしていない上に、ブログにあげる写真はリサイズしているのと、下手なのと粗いのとです、すみません🙏😅 写真を楽しむブログというよりは、 本人の観察感想日記です😆 多摩川そばに住んでおります。

ツバメ調査をした過去2 詳しく編

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意外と「ツバメ調査をした過去」ページにアクセスがあったので、
どんな調査をしたのか少し詳しく書いてみます。

わたしの住む市では2016~2017年にツバメ調査をかなり精度をあげて試みました~😊
ツバメ調査団員は市の広報誌で募集されていたボランティアで構成されてます。
鳥に詳しいかどうかは問われてませんでした😁

わたしは調査団員募集!を、その日一日の、
よくある「○○探検団」みたいな見学もののイベントと勘違いをして、
動物好きな当時高1の息子と、
ついでに当時小5の娘と応募しました。

実はイベントではなかったのです…😁

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2017年4月にイベントと思って応募参加したのは、
実はツバメ調査団のキックオフ会で、
その日は市内在住のツバメ研究家として有名な方がいらして
ツバメの生態や調査方法をみっちりレクチャーして下さいました。
この研究家さんがツバメ調査団団長さんでした。
…これは、勘違いとしてもやるしかない!と
腹をくくりました。

ツバメ調査団員は市内の自分の住む地域を調査対象地として受け持つ事になりました😊

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まず担当地域でツバメの巣を見つけます。
巣がある、ないも、重要な調査です。
現在進行形の子育ての巣だけではなく、
過去に作られた巣もできれば見つけます😁

そして巣にツバメは飛来して、
実際に抱卵したのか、雛は何羽孵ったのか、
巣立ちは何羽したのかできなかったのかを、
自分のペースで通って観察します。

巣、1個につき、A4一枚で裏表の観察記録シートに
観察結果の記入をするのですが、
そのシートに、巣が建物のどんな所にあるのかとか、
建物そばの人通りはどうなのかとか、
建物の家主さん、もしくは居住者は歓迎しているのかいないのか、
ツバメとの共存の工夫=フン受け設置などをしているのか、
過去に天敵に襲われた事はあるのか…などなども調べる項目なので、
家主さんへのヒアリングも任務でした✋

幸い、わたしはそんなに人見知りなく、
むしろツバメ談義で家主さんと盛り上がりました😊

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そして観察したら、ある程度まとまってからでも大丈夫なのですが、
観察日とその内容を、ツバメ調査団員全員宛にメール報告=メーリングリストを使用、しました。
これは自分の担当地域以外のも報告を読んで、
市内のツバメの様子を共有し、
更には調査団員としての知識も増えていく参考になることではありました😊

そして定期的に集まって、報告会をして、
研究家である団長から更に色々な分析に基づくアドバイスを貰う勉強会をしました⤴

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2017年の4月から8月はほぼ毎日、ツバメ情報に接していた様な状況です😊
勿論、とても続けられないという方も出ましたが、
団員に立候補した人は割と8割は最後まで調査をしました。

わたしの市のツバメ調査は、
ツバメ研究家の団長と、市の環境政策課と、市の博物館の学芸員さんとで構成して団員を募集したので、
情報を集める段階では市の多大な協力がありやりやすく、
集まった情報の管理や市民への提示は学芸員さんのアドバイスがあり、
近隣の市の調査よりは密度濃く、精度が高かったのではないかと思います😊

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市としては、生物多様性の一貫としての政策であり、
環境への意識付けとしてのものとして行われました😊

ツバメの巣は、森などには作られることはなく、
人通りがある程度ある建物に作られる…
それは天敵から雛を守る知恵であり、
人にとってはツバメが田んぼや畑の虫を食べてくれる益鳥である、
それなのでツバメがいつまでも来てくれる地域としていこう⤴という事です。

団員としては、フン受けの提案、カラス避けの相談に乗りながら、ツバメが暮らしていけるように
一人一人が活動をしたと思ってます😊

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営巣場所としては、学校、幼稚園や保育園、老健施設、スーパーやマンションが多かったです。
人が集まるということは、ツバメに対する評価も別れてしまうところですが、
調査を定期的にして、ツバメファンを増やして
理解を広めていきたいと、一団員として思いました💕

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